Caneは比較的テクノロジーやIT分野においてみなさんより知見は広いです。その我々も様々なITサービス企業やWebサービス企業の商品にお世話になっています。携帯電話、パソコン、インターネット環境、その他にも数多くがどこかの会社の何かのサービスを使わせてもらっています。
きっと、みなさんも同じでしょう。

会社で考えた場合。携帯電話は〇〇社、インターネットは〇〇社、ホームページは〇〇社、印刷物は〇〇社と分かれていることも多いと思います。
携帯電話(スマートフォン)の契約は法人?個人?
今回は携帯電話(スマートフォン)の話に絞って書きます。
携帯電話の会社は今や無限です。docomo、au、ソフトバンクに一時まとまった時もありましたが、みなさんも耳にしたことがあるでしょうSIMフリーというテクノロジーのおかげで今や簡単に携帯電話を販売できるサービス事業者が増えています。CMで「にゃんキュッパ」や「ワンキュッパ」というフレーズで販売しているのもdocomoやau、ソフトバンクではない会社ですし、戸塚で言えば踊場にあるヤマダ電機も格安スマホとして携帯電話を販売しています。
会社が所有している携帯電話の場合には、会社の一括契約で携帯販売会社も携帯サービス提供会社も一社で済みますから管理もあまり難しくはありません。
企業によっては会社で一括契約している携帯電話でなく、従業員が個々で契約している携帯電話を業務上使用しているケースが多いと思います。
携帯電話(スマートフォン)法人契約のメリットデメリット
ここで、会社が一括契約するメリットとデメリットも考えてみましょう。
メリット
- 名刺やメールの署名をはじめとする「会社として」の従業員の連絡先として携帯電話の番号を明記できる。(営業戦略として重要)
- 従業員が仕事に対するオンとオフをきっちりと分けられる。(従業員のストレス緩和)
- 従業員が携帯電話で連絡した相手が全て管理できる。(内部統制、情報漏えい防止、技術漏えい防止)
- 社内で同じアプリをインストールして使用することができる(業務管理、勤怠管理)
デメリット
- 個人の携帯電話と会社の携帯電話2台を持ち歩く
- 従業員が会社の携帯電話だと大事に使わない
- 社内に技術的なサポートができる人材が居ないと会社の携帯を落としたり紛失したりした際の対処が困難(情報漏えい、個人情報保護)
- 経費拡大(経営)
このように何をするにもメリットとデメリットは付き物です。
ちなみに、Caneはもちろん会社契約の携帯電話を持つことはありません。そこにはひとつだけ大きな理由があります。パソコンも同じことが言えますが自身が使いやすいものを使うのが一番だからです。ただし、個人の携帯電話にクライアントの電話番号やメールアドレスを登録してある場合には個人の携帯電話の管理は重要になってきます。落とした際や紛失した際、盗難にあった際のことはきちんとリスクヘッジを考えておかないといけません。
※経費が増えるからという観点からも無理なんですが。。。
以前、勤めていた時代にこんな事を言う先輩がいました。
「自ら契約した携帯電話の番号を名刺に載せられて、通話料も経費として請求できない会社なんだなウチは。嫌になっちゃうな」
これは経営者としては耳の痛い話です。経営者としては携帯の番号を名刺に載せたい、通話料を使わせてしまった分は支払えるだけの報酬を支払っている。と思いたいのでしょうが。こんなことで会社と従業員の信頼関係が薄れるならしっかりと事前に携帯電話に関する社内ルールを作っておいて従業員にも理解をしてもらうことも必要です。社内ルールに承諾しておいて前述のような言葉を発していればそれは愚痴ですから。
戸塚区内の経営者からの話を聞いていても思いますが、今の時代は働き手不足ですから従業員満足度というのは経営者としてとても気にしなければならない要素になってきています。揉めない、ストレスを与えないためにも社内ルールを作ることも必要になってきます。もしくは経費拡大してでも会社として携帯電話を与えるか。
会社として携帯電話を契約する際の契約相手もしっかりとサポートをしてくれる会社を選んでくださいね。携帯電話を販売するセールスマンは時に数字ばかりを追いかけていてアフターサービスが良く無い方の話も聞きますから。
会社の経営として携帯電話を上手く活用するには?
携帯電話(スマートフォン)を上手に使うと仕事の効率化にもつながります。次の記事ではアプリについて書いています。