戸塚区からアンプティサッカー日本代表を目指す人を応援したい

先日、タウンニュース戸塚区版に掲載されたのでこちらにも経緯を書きたいと思います。

区内店主ら切断障害者遠藤氏を支援

W杯(サッカーワールドカップ)見据え練習に協力

2021年10月7日タウンニュース戸塚区版

https://www.townnews.co.jp/0108/2021/10/07/594397.html

地域にできる事を背伸びせずに行う

弊社、(有)汲沢オートサービスは地域に必要とされる会社を目指しており、私北原が会社を代表してできる範囲で積極的に地域と関わる活動をしています。ウチのような超零細企業は「スポンサーしてください」「寄付してください」「協賛してください」のようなご要望に応えるのはなかなか難しいですし、経済的には自助がやっとの会社です。そんな会社はスキルや体、時間を使って地域に貢献する事ができると考えているため、私自らが様々な場面に出向く形を取っています。

自らのスキルや特徴を使った地域貢献

弊社は今年の3月まで、戸塚宿ほのぼの商和会(以下、ほのぼの商和会)に加盟していました。今は会を離れていますが、商店会に加盟している間に色々な出会いや、色々な活動に参加させてもらい勉強もさせてもらいました。ほのぼの商和会は子育て、シニア、障害者、事業者がシームレスに交われるまちづくりをテーマに掲げて活動しています。そんな商店会だからなのか、会員の事業者の中に義足の方が経営している調剤薬局がありました。それが、今回のタウンニュース戸塚区版の記事でも取り上げられた遠藤好彦さんでした。

遠藤好彦さんの経営する「まめの木薬局」に行けばわかりますが、薬局内の壁面にはサッカー日本代表のユニフォームが飾られています。あれを初めて見た時に遠藤さんに「これは何ですか?」と尋ねたのがそもそもの始まりでした。

「私、実は前回のアンプティサッカーワールドカップの日本代表だったんです」

横浜市市立深谷小学校に通っていた頃からサッカー少年だった私は、今も変わらずサッカーが大好きで世界一素晴らしいスポーツだと信じています。サッカーには様々な障害者ごとにカテゴリー分けされた種目があるのは知っていましたが、足でボールを蹴るサッカーに杖を使って片足でやるサッカーがあるのは遠藤さんから話を聞くまでは知りませんでした。

その時は、アンプティサッカーという種目を知れて満足しただけで終わりましたが、今年の春だったか遠藤さんと話した時にまたサッカーの話になって新型コロナウィルスの影響がアンプティサッカー界にも及んでいたことを知りました。

「来年、アンプティサッカーのワールドカップが開催されるはずなんですが、何も情報が無い状況です。でも、私は次のワールドカップの日本代表を目指したいんです。コロナの影響で練習する機会も減っていて」

そういう状況なら、有志集めて戸塚区のフットサルコート借りてサッカーやる?これが今回のきっかけでした。

その時点ではまずはサッカーやれる人、やりたい人がどれだけいるのかもわからずに会話していましたが、その後会う人会う人に遠藤さんの話をすると、サッカーやってたよ、やりたいな。俺も参加するよという声を結構聞けたのでこれなら日程決めれば遠藤さんの練習の機会にはなるかな。と考えていました。

しばらくして、遠藤さんと会った時に「来年のワールドカップを考えると、そろそろ選考会があるはずです。いつ選考会があるのかもわかりませんが」と話していたので「それなら1回やってみる?」という事で、9月に第1回を開催したのが経緯です。


第1回をやる話を早速商店会の方々に話してみると「その日予定空けておく」「俺も行く」と10人程度がすぐに集まりました。もっとも驚きだったのが「遠藤さん応援したいからマネージャーをやります」と名乗り出てくれたほのぼの商和会の事務局さん。マネージャーがいるのなら会の運営には百人力という事もあり、マネージャーになっていただくお願いをしました。

以下は第1回練習会開催後に作成したレポートです。

アンプティサッカー日本代表を目指す遠藤好彦さんを応援する/Cane 戸塚区

この第1回練習会から、毎週1度練習会は開催されています。参加者の属性は小学生から50代まで、男女問わず。これこそ「老若男女」と言わんばかりの参加者の幅広さ。サッカーがきっかけでまたひとつ地域の繋がりを作れた気がします。

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