前回からCaneも主催側で参加させていただいている戸塚ものづくり自慢展の来年2月開催のプロジェクトがスタートしました。
今年度も打合せに参加させてもらえて光栄です。

前年度のイベントに初めて参加させてもらった感想は、イベントの認知度の低さ、来場者の乏しさでした。携わらせてもらって2回目となる今回は何とか個人として感じた物足りなさを払しょくしたいという熱い気持ちで参加さしてきました。
ただのものづくり企業の展示会じゃない
キックオフミーティングではイベント全体の趣旨の確認と、今年度どのようなコンテンツを配置するのか、全体的な開催までのスケジュール等の協議が行われました。昨年Cane北原が提案させていただいた戸塚を主戦場として活躍するメディア4社には今回もご協力いただこうと思っていましたが残念ながら足並み揃わず。前年度と同じ4社に協力いただくのは難しいかもしれませんね。
イベントコンテンツにおいては、やはり地域の人が来たくなる内容の事をやりたいとみなさんも考えていたようで、様々なアイディアが飛び出していました。ものづくり企業が地域のみなさんに「戸塚にはこんなものづくり企業があるんだ」と知ってもらうための自慢展なわけですから、企業側もしっかりと自社をアピールしてもらう。出展企業がしっかりとアピールできるくらい主催側としては来場者を呼ぶ。この流れが作れることがベストです。
今回は告知面の議論までは至りませんでしたが、今後どのような告知を誰に届けるのかもしっかりと議論していくでしょう。
地域に関わる必要性
ベットタウンでもある戸塚には25万人が住んでいて、近年の住宅供給状況により戸塚以外で勤める区民が増えています。区外に勤務する方にとっては戸塚の街がどのような街であるのか、どのような未来になるのかというのが想像しづらい部分はあると思います。戸塚区や各種団体が情報発信は行っていますが残念ながら行き届いてはいません。だからと言って「どうせ伝わらないから発信しない」という人は居ませんし、区や各種団体もあの手この手で区民に対して情報をどのように発信すれば良いのかを常に議論しているのは事実です。
イベントは情報発信のひとつの施策でもあり、区民が自分の街が今後どのような街になるのか、いま戸塚はどんな街なのかを知ってもらえるための戸塚ものづくり自慢展でもあります。戸塚区と戸塚泉栄工業会、つまりは行政と区内の事業者がタッグを組んで地域のいまと未来を考えたイベント作りに真剣なのです。そんなイベントだからCaneも参加させてもらっています。Caneも戸塚の事業者のひとつですから、自分の地域の事をしっかりと「自分事」として考えて経済活動である自社のビジネスの時間を削ってでも参加しています。Caneのような小さな会社は一人が手を止めると売上は大幅に落ちるという事実もありますが、目先の利益だけを考える事業者にはなりたくないという想いもあります。
地域に必要なのは「当事者意識」のマインド
多様化時代、情報化時代でもある今は、考え方もそれぞれあっていいと思います。今いる戸塚の25万人の区民が一生戸塚で暮らす覚悟を持っている人ばかりではありません。人生の中では一時的に戸塚で暮らしている方もいるでしょう。でも、みなさんは生涯住みたい街、一生暮らしたい街を考えたことがありますか?それを考えた時に何を基準に街を選びますか?その基準はどの観点からですか?
誰もが楽しく生きたい、幸せに暮らしたいと考えていると思います。その楽しく生きれる地域、幸せに暮らせる街は地域の事に情熱を注いで活動している誰かが作ってくれた環境かもしれません。
戸塚ものづくり自慢展もCaneでは地域への情熱で取り組んでいます。