ある晴れた日に、時間を作って久々に美術展へ行ってきました。
国立新美術館で行われている草間彌生さんの「わが永遠の魂」です。
![草間彌生「わが永遠の魂」看板](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1070x10000:format=jpg/path/s3c30074ddcbae21e/image/if7bc77a44427464b/version/1491174218/%E8%8D%89%E9%96%93%E5%BD%8C%E7%94%9F-%E3%82%8F%E3%81%8C%E6%B0%B8%E9%81%A0%E3%81%AE%E9%AD%82-%E7%9C%8B%E6%9D%BF.jpg)
25mプールがすっぽり2つ入ってしまうほどの大展示室の高さ5mの壁を埋め尽くす、「わが永遠の魂」シリーズ132点。とにかく圧巻です。
是非、実際に観に行くことをお勧めします。
部屋中に広がる草間ワールド。いつまでもこの空間に浸っていたかったです。
草間彌生さんといえば水玉模様のイメージが強烈ですが、水玉以外の反復モチーフや鮮やかな色彩が今回はとっても印象的でした。
![草間彌生「わが永遠の魂」シリーズ132点。大展示室にて。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1070x10000:format=jpg/path/s3c30074ddcbae21e/image/i09a349ce97cc369c/version/1491174256/%E8%8D%89%E9%96%93%E5%BD%8C%E7%94%9F-%E3%82%8F%E3%81%8C%E6%B0%B8%E9%81%A0%E3%81%AE%E9%AD%82-%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA132%E7%82%B9-%E5%A4%A7%E5%B1%95%E7%A4%BA%E5%AE%A4%E3%81%AB%E3%81%A6.jpg)
とにかく多くの作品が並んでいたので、今の自分が選ぶならコレというものをあえて探してみました。
![草間彌生「わが永遠の魂」シリーズからお気に入り](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1070x10000:format=jpg/path/s3c30074ddcbae21e/image/ib5dce586261f13a0/version/1491174290/%E8%8D%89%E9%96%93%E5%BD%8C%E7%94%9F-%E3%82%8F%E3%81%8C%E6%B0%B8%E9%81%A0%E3%81%AE%E9%AD%82-%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%8A%E6%B0%97%E3%81%AB%E5%85%A5%E3%82%8A.jpg)
あれもこれもいいなぁと思う作品が多くて、なかなか一枚には絞れませんでしたが、銅版画っぽい上記の写真(上段左から1枚目、2枚目)がその時の私の気分でした(笑)
足を運べばあなたにもビビッとくる作品が見つかるかもしれませんね。
作品それぞれには「死の美しさ」や「しのびがたい愛の行方」などのタイトルがつけられていますが、見るたびに印象が変わってくるので是非じっくりとご覧になってみてください。
今回の展示は大展示室を中心に、草間さんの人生をなぞっていくような構成で各部屋が設けられています。
それぞれの時代ごとの構成なので、草間さんの作品への理解もし易いかったですし、とっても見やすい展示会でした。
昔の作品の中に真っ白のキャンパスに白で反復モチーフを描いたものがあったのですが、私はそれがとても気になりました。
白いだけなのになぜか、目が離せないんです。
悲しい時に見ると悲しくなって、嬉しいとき見ると嬉しくなるようなそんな作品でした。
また、会場の外に置かれたテレビでは実際に作品を制作している様子が流れていました。
驚いたのが、車椅子に座りながらこれらの作品を描き上げていたことでした。
草間さんのエネルギッシュさが画面から溢れていました。さすがです。グッときました。
制作の様子も是非ご覧になってみてくださいね。
草間彌生「わが永遠の魂」5月22日まで国立新美術館にて開催中。
今回、子供たちは連れて行かなかったんですが、子供たちも十分楽しめる内容だったなと思います。
実際会場にも子供の姿が見られました。
自分の子供たちにはなるべく様々な刺激をあたえてあげられるようにしたいなと思っているので、面白そうな展覧会などにはなるべく一緒にいきたいのですが、残念ながら今回は平日の仕事の合間に訪れたためそれは叶いませんでした。
それに美術展って子供を連れて行くのに気が引けますよね。うるさくして迷惑をかけかけちゃうかなぁとか母としては心配事が多いものです。
以下に子供も楽しめて、気兼ねなく行ける美術展をピックアップしてみました。
次回は私も子供と一緒に行ってみたいと思います。
子連れでも楽しめる美術展をご紹介
お子さんも楽しめるような美術展なので是非、一緒に足を運んでみてください。
2017年3月18日(土)〜4月9日(日)まで、銀座・教文館にての「童心社60年展 − ずっと子どもと もっと子どもと −」が開催されます。 http://www.doshinsha.co.jp/special/60th/doshinshaten
2017年4月19日(水)~5月8日(月)まで、松屋銀座8階イベントスクエアにて「シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン」展が開催されます。
2017年4月22日(土)〜7月2日(日)まで、世田谷美術館にて「エリック・カール展」が開催されます。