美味しい野菜の新しい購入方法とローカルビジネスへの想い

戸塚区に青果市場があるのをご存じでしたか?


野菜や果物に関するプロフェッショナルが青果市場にはいます。

はまやらわショップでは、戸塚区内の青果市場の野菜や果物のプロフェッショナルとタッグを組み、地産地消、食育、買い物支援に取り組みます。


とつかやさいと美味しい野菜、フルーツ販売(はまやらわショップ

はまやらわショップが目指す「八百屋」

昔から地域には八百屋さんがありました。たくさんの野菜や果物が並び、お店の方と美味しく食べる方法や知識を学びながら買い物ができた「野菜や果物に関する学校」でした。商業施設や大型店の登場や生活環境の変化から、八百屋さんで買い物する人も減り地域からは八百屋さんが徐々に無くなって行きました。この記事を書いているつい先日も戸塚区汲沢から1軒八百屋さんが無くなりました。

現在の野菜の販売はほとんどが、並べてあるだけの野菜を自らが選んでレジに持って行くスタイルです。これには様々な理由がありますが。POPやパッケージに野菜に関するマメ知識は書かれていたりもしますが、各家庭ごとに野菜や果物について聞きたい事を聞ける機会は店頭からインターネットへと変わってきています。インターネットには膨大な情報があり便利な側面、自らが調べようとしない限りたどり着けないという弱点もあります。野菜や果物のように、風土や気候に大きく左右される作物はその日によって顔が変わります。これは長所でもあり短所でもありますが、できる限り人が介して販売すべき食べ物だとも考えています。

大型店舗等の野菜売り場には、ほとんどがスタッフを配置しおらず商品の陳列の管理が大きな役割になっています。今日はお鍋を食べたいから白菜を買おうと決めてスーパーに行って白菜を手に取った時に「今日の白菜は鍋には合わないよ」とは誰も教えてくれません。こういった部分を地域だからこそ、ローカルビジネスだからこそなんとか伝えられる販売方法をと考えてショップをスタートさせました。

地域限定だから。青果市場がある戸塚だから。できる新しい形の八百屋さんを目指します。

八百屋と言うビジネスの可能性と限界も考えた

みなさんは、八百屋さんで販売している野菜がどの程度利益を生むか考えた事はありますか?

核家族化や単身世帯増加により、昨今では大袋商品は売れないため減っている傾向があります。野菜や果物は1個よりも2個、2個よりも3個と数を一度に多く買った方が仕入れ価格も抑えられる仕組みです。1個当たりの利益もとても低いという側面もあります。1個当たりの利益が低いと数をたくさん販売しないと家賃も人件費もその他の経費も支払えません。こういうったビジネスは現在の日本のマーケットには最も合わないタイプです。ですから多くの八百屋さんが辞めていくのも納得できるわけです。

鮮度も時間が経つごとに落ちる商品だという点も事業者泣かせです。畑で採った瞬間に全てが売れるのであれば誰も困りませんが、畑で採れてからみなさんの口に入るまでに何時間、何日経っているかで味も大きく変わる野菜が多い中、お店に何日も置いてある野菜は当然価値が下がっていきます。

地域でどんな野菜が採れているのかを教える食育

東京23区や横浜市の中心部に比べれば劣りますが、横浜市戸塚区は全国的に見れば大都会です。そんな戸塚でも多くの種類の野菜を育てている生産者がおり、美味しい野菜が採れ続けています。一方で戸塚区に住んでいながら戸塚区内で採れている野菜を知らない方が多いのも事実です。面白い話として、横浜市中心部にある大手百貨店で「この野菜は美味しいから毎回買っているの」という戸塚区在住の方が居ましたが、実はその野菜は戸塚区で採れている野菜でした。その事実を知った百貨店で毎回その野菜を買っている方は「なんでわざわざ遠くまで行って近所で採れた野菜を買っているんだろう」と笑っていました。このくらい、地元で採れている野菜を知らない人が多いのです。

削減できるフードマイレージは削減したい

今や環境問題は常套句にもなりつつありますが。フードマイレージという言葉はご存じの方が多いでしょう。食物が生産された場所から人の口に入るまでの距離です。先ほどの百貨店で売られている野菜は戸塚区で採れて、市場に運ばれ、市場から百貨店に行き、そこで購入した方が自宅に持ち帰り人の口に入ります。これを戸塚区内で購入していれば作物が移動する距離が削減されます。もしかするとその野菜だけを買いに行っていた場合は購入者が移動する距離も削減できる可能性があります。こういった側面にも寄与できるのが、はまやらわショップをスタートさせた経緯の一つです。

たくさんの方に応援してもらえば地産地消にも繋がる

よく「地産地消」という言葉も使われますが、食料自給率が極端に低い都市部では地産地消を増やしたところで、そもそも採れている食材が少ないから食料自給率は下がりません。しかし、戸塚区で採れているのに戸塚区意外で消費されているのはもったいないし、食料自給率が低い戸塚区だからこそ区内で採れた野菜は区内でできる限り消費したいですよね。これも、はまやらわショップが多くの方に応援していただければ実現できると考えています。

あーだこーだ言わなくても、美味しい野菜がたくさんある!

結局のところは、青果市場が区内にあり青果のプロから野菜を購入してみなさんに届けるのですから、美味しい成果が揃っていて、間接的な事業者が入らない分余計なお金もかからない。美味しい野菜を適正な価格で販売できる。これがはまやらわショップです。プレオープン的に10月から販売をスタートしていますが、既に宅配のご注文をいただいていたり、戸塚区深谷町で行っている直接販売にもお客様が来てくれています。小さな一歩ずつですが、美味しいを味わいたい方とこのビジネスを育てて行きたいと考えています。みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

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地域に育ててもらった会社ができるSDGs


戸塚区や横浜市泉区を中心に地域に育てていただいた、小さな小さな会社にできる地域に必要な持続可能なビジネス。これが「はまやらわショップ」です。大きなことは言えませんが、興味を持って購入していただける方々がショップの株主のような考え方です。野菜や果物等の生鮮食品は購入してくれる人がいないと用意できない商品です。より多くの戸塚区の方々にご購入していただけると大変ありがたいです。(会社の所在地は横浜市泉区との区界にもなります為、泉区の方々のご購入も喜んでお引き受けいたします)

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