これまで書いてきた記事の中には、「IT」っていう言葉が出てきていると思います。DXはデジタルトランスフォーメーションだから、ITのことではないの?っていうイメージもあると思います。私もそうでした。その違いがあるようです。その話をしたいと思います。
ITの意味を再確認してみよう
まず、IT化、IT導入っていう言葉もよく聞きますよね。私の記事でもとりあげられています。ITの意味だけを調べていたら、このようになります。
「IT」とは「Information Technology」の略で、コンピュータとネットワーク技術の総称のことです。「DX」にも取り上げられた内容と同じですが、もっと分かりやすく言えば、「IT化」の1つのキーワードになっているのが「ペーパーレス化」です。紙からのデータ化にすることですね。日常の中で紙を使っている作業の多くが「IT」によって効率化できるとされています。
例1:勤怠管理 紙の場合、毎回、出退勤の時間を覚えて書かなければならないという負担があった。
書き忘れてしまうケースもある。
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紙からICカードに変えて、かざすだけで自動的に打刻をすることができるようにして、負担をへらして行ったこと。それが「IT化」にしたことです
例2:議事録のIT化 会議の議事録を紙で書いたりとしていた。
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他の社員に提供がしやすいようにPCを使ってデータで取るようになった。また近年では音声解析によって、話した内容をそのまま文字起しする技術の導入もされてきています。
簡単にいってしまえば、コンピュータ技術の総称が「IT」で、その技術を使って効率化をしようという考え方が「IT化」。改めて分かりやすく言うと、ペーパーレス化のような「コンピュータを用いた効率化」のことを「IT化」と言います。
ITとDXの意味が似ているようで、実は違うんです
このようにITの説明を見ると、やはりDXと変わらないように見えますよね。私もそうでした。いろいろサイトを調べているうちに、「DXはIT化のことではない」という答えが、私も少し分かってきました。
私から、この二つの違いを説明をするとしたら、ITは、アナログな媒体の仕事をデジタルに置き換えること。単体のものを変えるイメージ。DXは、様々な業種の企業が、ITサービスを提供すること、またはIT企業に変身してしまうことを指す。全体を変えるイメージです。
内容は似ているけど、企業のITをもっとたくさん使って、仕事のやり方を変えていこうというのが、DXとなります。言い方は失礼だと思いますが、会社のやり方が古いITというかやり方?(既存システムのことをいう)のまま、これを確かレガシーシステムっていうんですけど、それをずっとそのままにして新しいIT化とかにしないとやっていけませんよっていうことになります。そちらも「DXってなに?」っていう記事も書いてあります。
ITをどんどん使って、自分たちの会社を守りましょうっていう方が、わかりやすいかもしれないですね。
今の時代は、コロナ渦の中で、働き方も変わっていっているのもあり、急成長し始めています。テレワークとかECとかね。それらが必要になってきているからこそ、ITをもっと使いこなせる企業が増えるのが理想です。
説明がうまくないので、ちゃんと伝えられたかわからないんですけど、DXとITの違い分かりましたでしょうか?それでも分からないなら、Caneに何度でも聞いてくださいね。